microstate

/ˈmaɪkroʊˌsteɪt/ マイクロステート

1. 統計力学において、特定の巨視的な状態に対応する、系の可能な微視的な配置の一つ。

統計力学では、系の温度や圧力といった巨視的な特性(マクロステート)は、その系を構成する多数の粒子の個々の配置(微視的状態、ミクロステート)によって決まります。一つのマクロステートには、多くの場合、膨大な数のミクロステートが対応します。
The number of microstates corresponding to a given macrostate determines its entropy. (特定の巨視的状態に対応する微視的状態の数が、そのエントロピーを決定します。)

2. 面積や人口が非常に小さい独立主権国家。

「ミクロステート」は、国際法上で独立した主権を持ちながらも、地理的な面積や人口が非常に小さい国家を指すこともあります。例えば、バチカン市国やモナコ公国などがこれに該当します。
Vatican City is an excellent example of a microstate. (バチカン市国は微小国家の素晴らしい例です。)
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