metonymy

/mɪˈtɒnɪmi/ メトニミー

1. ある物事や概念を、それと密接に関連する別の物事や概念の名前で表現する修辞技法。

メトニミーは、ある物事を直接的に指す代わりに、それと密接に関連する別の物事の名前を用いる修辞技法です。例えば、「ペンは剣よりも強し」という文では、「ペン」は「書かれた言葉」や「言論」を、「剣」は「軍事力」や「暴力」をそれぞれ表しています。これにより、抽象的な概念を具体的に表現したり、簡潔に意図を伝えたりする効果があります。
The White House announced a new policy. (ホワイトハウスが新しい政策を発表した。)

2. 文学や修辞学において、ある概念や物をその属性や原因、結果など、関連の深い別の言葉で代用する比喩の一種。

メトニミーは、物事を直接的に呼ぶのではなく、その物事と密接に関連する別の言葉を用いることで、より簡潔に、あるいはより鮮やかに表現する技法です。例えば、「王冠」で「王権」を、「舌」で「言語」を表すなど、その関連性が明確であるため、聞き手や読み手にとって理解しやすい比喩となります。
He is a man of the cloth. (彼は聖職者である。)
関連
synecdoche
trope
allusion