drive shaft

/ˈdraɪv ʃæft/ ドライブシャフト

1. 自動車において、トランスミッションからデファレンシャルギアへ回転動力を伝えるためのシャフト。特に後輪駆動車や四輪駆動車に用いられる、車体の前後方向に伸びる棒状の部品。

自動車や他の車両において、エンジンによって生み出された回転エネルギーを、トランスミッションを経由して、デファレンシャルギアや最終的にタイヤなどの駆動部分に効率的に伝達する役割を担う重要な部品です。特に後輪駆動車や四輪駆動車で、車体の中央を縦断する形で取り付けられます。
The drive shaft transmits power from the transmission to the rear axle. (ドライブシャフトはトランスミッションから後車軸に動力を伝達します。)

2. 前輪駆動車や独立懸架式後輪駆動車において、デファレンシャルギアから各車輪へ直接回転動力を伝える短いシャフト。通称ハーフシャフトやドライブアクスルシャフトと呼ばれることもある。

主に前輪駆動車や、独立懸架を採用している後輪駆動車において見られるドライブシャフトです。デファレンシャルギアから左右それぞれの車輪へ直接接続され、エンジンの力を各車輪に伝達します。車両のステアリング操作やサスペンションの動きに合わせてスムーズに動力を伝えるため、柔軟性のある等速ジョイント(CVジョイント)が組み込まれているのが特徴です。
Front-wheel drive cars typically have two shorter drive shafts, one for each wheel. (前輪駆動車は通常、各車輪に1本ずつ、2本の短いドライブシャフトを持っています。)
関連
propeller shaft
differential
CV joint
driveshaft