chitin

/ˈkaɪtɪn/ カイティン

1. N-アセチルグルコサミンが連なったポリマーで、多くの生物の構造体の一部を構成する多糖類。

キチンは、N-アセチルグルコサミンという糖が多数結合してできた、非常に強靭な性質を持つ多糖類です。生物学的に重要な役割を果たす、炭水化物の一種です。
The hard shell of crabs is primarily composed of chitin. (カニの硬い殻は主にキチンで構成されています。)

2. 節足動物(昆虫、甲殻類など)の外骨格や、菌類(キノコ、カビなど)の細胞壁の主成分として存在する天然ポリマー。

キチンは、地球上でセルロースに次いで2番目に豊富な天然ポリマーであり、特に昆虫や甲殻類の硬い外骨格、そして菌類の細胞壁を形成することで、これらの生物の形態と保護に不可欠な役割を担っています。
Insects owe the rigidity of their bodies to the chitin in their exoskeletons. (昆虫はその外骨格に含まれるキチンのおかげで体の硬さを保っています。)
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