Lear

/lɪər/ リア

1. シェイクスピアの悲劇『リア王』に登場する伝説的なブリテンの王。

ウィリアム・シェイクスピアの四大悲劇の一つ『リア王』の主人公であるブリテンの伝説的な王です。老齢のリアは王国を3人の娘に分け与えることを決めますが、心から彼を愛する末娘コーディリアを誤解し追放してしまいます。おべっかを使う長女と次女に裏切られた結果、狂気に陥り、自然の中でさまよいながら人生の真理と愚かさを悟ります。

King Lear is considered one of Shakespeare's greatest tragedies. (『リア王』はシェイクスピアの最も偉大な悲劇の一つとされています。)

• King Lear: ウィリアム・シェイクスピアの悲劇『リア王』の主人公である伝説的なブリテンの王、またはその作品自体を指します。
• is considered: 「～と見なされている」「～と考えられている」という意味で、受動態の形で使われています。
• one of: 「～のうちの一つ」という表現で、複数の中から一つを選ぶことを示します。
• Shakespeare's: 「シェイクスピアの」という意味で、所有格を表します。
• greatest tragedies: 「最も偉大な悲劇」という意味で、「greatest」は「great（偉大な）」の最上級形です。

The downfall of Lear is a central theme in the play. (リアの没落は劇の中心的なテーマです。)

• The downfall: 「没落」「破滅」という意味の名詞です。
• of Lear: 「リアの」という意味で、所有や関連を示します。「Lear」は悲劇の主人公の名前です。
• is: 「～である」という存在や状態を表す動詞です。
• a central theme: 「中心的なテーマ」という意味で、「central」は「中心の」、「theme」は「主題」を意味します。
• in the play: 「その劇の中で」という意味で、「play」は「演劇」を指します。

Lear's madness is a poignant portrayal of human suffering. (リアの狂気は人間の苦しみの痛切な描写です。)

• Lear's madness: 「リアの狂気」という意味で、所有格が使われています。「madness」は「狂気」「正気を失うこと」を指します。
• is: 「～である」という存在や状態を表す動詞です。
• a poignant portrayal: 「痛切な描写」という意味で、「poignant」は「胸を打つ」「痛切な」、「portrayal」は「描写」「表現」を意味します。
• of human suffering: 「人間の苦しみ」という意味で、「human」は「人間の」、「suffering」は「苦しみ」「受難」を指します。

He banished Cordelia, his most loyal daughter, in a fit of rage. (彼は怒りに駆られて、最も忠実な娘であるコーディリアを追放しました。)

• He: 「彼」を指し、ここではリア王を指します。
• banished: 「追放した」という意味の動詞「banish」の過去形です。
• Cordelia: リア王の末娘の名前です。
• his most loyal daughter: 「彼の最も忠実な娘」という意味で、Cordeliaを説明しています。「loyal」は「忠実な」です。
• in a fit of rage: 「激怒して」「怒りのあまり」という意味のイディオムです。

The storm scene vividly depicts Lear's descent into madness. (嵐の場面は、リアが狂気に陥っていく様子を鮮やかに描写しています。)

• The storm scene: 「嵐の場面」という意味で、劇中の有名な場面を指します。
• vividly depicts: 「鮮やかに描写している」という意味で、「vividly」は「鮮やかに」、「depicts」は「描写する」です。
• Lear's descent: 「リアの没落」「リアが落ちていくこと」という意味で、所有格が使われています。「descent」は「下降」「没落」を指します。
• into madness: 「狂気へと」という意味で、状態の変化を示します。

関連

• Shakespeare
• King Lear
• Cordelia
• tragedy
• play
• madness