parent class

/ˈpɛərənt klæs/ ペアレントクラス

1. オブジェクト指向プログラミングにおいて、他のクラス(子クラス)がその属性やメソッドを継承する、元となるクラス。

ソフトウェア開発において、コードの再利用や構造化のために、特定の機能やデータをまとめた基盤となるクラスを指します。子クラスは親クラスの機能を受け継ぎ、必要に応じて拡張や上書きを行います。
In object-oriented programming, a child class inherits properties and methods from its parent class. (オブジェクト指向プログラミングにおいて、子クラスは親クラスからプロパティとメソッドを継承します。)

2. プログラミングにおけるクラス階層構造の中で、直接の子クラスが存在する上位の概念的なクラス。

より広義には、オブジェクト指向設計における「スーパークラス」や「基底クラス」の同義語として使われることもあります。これは、特定のクラスが持つ共通の特性を抽象化し、その下位の具体的なクラスが派生していく際の、その「親」にあたる存在を指します。
Designing a robust parent class is crucial for building a scalable software architecture. (堅牢な親クラスを設計することは、スケーラブルなソフトウェアアーキテクチャを構築するために極めて重要です。)