liquidity trap

[lɪˈkwɪdɪti træp] リクィディティ・トラップ

1. 経済学において、金利が極めて低い水準にあり、中央銀行が貨幣供給量を増やしてもそれ以上金利が下がらなくなり、投資や消費を刺激する効果が得られなくなる状態。

流動性の罠とは、金利がすでに非常に低い(しばしばゼロ近くの)水準にあり、人々や企業が将来の金利上昇や経済の不確実性を予想して現金をため込み、投資や消費に回さないため、中央銀行がいくら貨幣供給量を増やしても景気刺激効果が得られなくなる現象を指します。この状態では、金融政策だけでは経済を回復させるのが困難になります。
During a liquidity trap, conventional monetary policy becomes ineffective. (流動性の罠の期間中、従来の金融政策は効果を失います。)