1.
エンティティ(実体)間の関連性。データベース設計における概念。
データベース設計において、実体(エンティティ)とその間の関連(リレーションシップ)をモデル化するための概念です。これは、データがどのように構造化され、異なるデータ要素が互いにどのように関連しているかを理解し、表現するために使用されます。この概念を視覚化したものがエンティティ関連図(ER図)です。例えば、「顧客」エンティティと「注文」エンティティの間に「顧客は複数の注文をする」という関連性がある、といった具体的な関係性を定義します。
2.
エンティティ関連図(Entity-Relationship Diagram)のこと。文脈によってはこの略称で使われる。
技術的な文脈、特にデータベース設計の会話において、「entity relationship」が単独で、または「diagram」が省略されて使われる場合、多くはエンティティ関連図(Entity-Relationship Diagram - ERD または ER Diagram)自体を指します。これは、エンティティ間の関連性の概念を図式化したもので、データベースの構造を視覚的に理解するために不可欠なツールです。