dystopia

/dɪsˈtoʊpiə/ ディストピア

1. 悪夢のような、または全体主義的な社会や場所

ネイティブは、この言葉を「悪い、または不快な場所」という基本的な意味で理解します。特にSFや文学では、反ユートピア（ユートピアの反対）として、抑圧的で非人間的な、あるいは環境が破壊された社会や世界を描写する際に使われます。現代社会の問題点を風刺する文脈でも用いられます。

The novel depicted a chilling vision of a dystopian future. (その小説は、ぞっとするようなディストピアの未来像を描写していた。)

• The: 特定のものを指す定冠詞。
• novel: 物語や話を書いた「小説」のこと。
• depicted: 何かを描写したり、表現したりしたことを意味します。
• a: 特定のものではなく、一般的なものを指す不定冠詞。
• chilling: 「寒さを感じさせる」という意味から転じて、「ぞっとするような」「身の毛もよだつような」という意味。
• vision: 「見る」という行為や、心に思い描く「光景」「未来像」。
• of: 所有や関連を示す前置詞「〜の」。
• a: 特定のものではなく、一般的なものを指す不定冠詞。
• dystopian: 「ディストピア」という状態や場所を表す形容詞。
• future: 「未来」や「将来」。

Many science fiction stories explore themes of dystopia and social control. (多くのSF小説は、ディストピアや社会統制といったテーマを探求している。)

• Many: たくさんの、多くの。
• science fiction: 科学技術の進歩や宇宙などを題材にした、「SF」のこと。
• stories: 話や物語のこと。
• explore: 探求する、調査する、〜を探る。
• themes: 物語の中心となる考えやメッセージである「テーマ」。
• of: 所有や関連を示す前置詞「〜の」。
• dystopia: 悪夢のような、または全体主義的な社会や場所。
• and: そして、〜と、をつなぐ接続詞。
• social: 社会に関する、社会的な。
• control: 支配、管理、制御。

The concept of dystopia is often explored in literature and film. (ディストピアという概念は、文学や映画でしばしば探求される。)

2. 理想郷（ユートピア）とは対照的な、暗く抑圧的な社会

ネイティブは、この言葉を「ユートピア（理想郷）」の対義語としても捉えます。そこでは、人々が自由や幸福を抑圧され、管理された、しばしば非人間的な状況で生きている様子が想像されます。

A dystopian society is often characterized by oppression and lack of freedom. (ディストピア社会は、しばしば抑圧と自由の欠如によって特徴づけられる。)

• A: 特定しないものを指す不定冠詞。
• dystopian: ディストピア的な、陰鬱な。
• society: 人々が集まって暮らす「社会」のこと。
• is: be動詞の現在形で、「〜である」という意味。
• often: しばしば、たびたび。
• characterized: 〜という特徴を持っている。
• by: 〜によって、〜により。
• oppression: 抑圧、圧政。
• and: そして、〜と、をつなぐ接続詞。
• lack: 不足、欠如。
• of: 〜の。
• freedom: 自由。

The film presented a stark view of dystopia. (その映画はディストピアの厳しい様相を描いていた。)

George Orwell's "Nineteen Eighty-Four" is a classic example of dystopia. (ジョージ・オーウェルの「一九八四年」はディストピアの古典的な例である。)

関連

• utopia
• dystopian
• apocalypse
• totalitarianism
• oppression
• nightmare
• dystopianism