condensed matter physics

/kənˈdɛnst ˈmætər ˈfɪzɪks/ コンデンスト・マター・フィジクス

1. 物質の巨視的な性質を、その構成要素のミクロな振る舞いから説明する物理学の一分野。固体物理学や液体物理学、ソフトマター物理学などが含まれる。

凝縮系物理学は、原子や分子が互いに強く相互作用して形成する固体や液体などの「凝縮した」状態にある物質の性質を研究する物理学の一分野です。超伝導、半導体、磁性、量子ホール効果など、さまざまな現象がこの分野で扱われます。基礎的な理解から新素材の開発まで、幅広い応用を持ちます。
Condensed matter physics is a vast and active field of research. (凝縮系物理学は広大で活発な研究分野です。)

2. 物理学の専門分野の一つで、固体の物性、特に電子構造や格子振動、磁性などをミクロな視点から研究する分野。

凝縮系物理学は、物質がどのように構成され、それがどのようにして電気伝導性、磁性、熱伝導性といった私たちの知る物理的性質を生み出すのかを解明しようとします。超伝導体、半導体、磁性材料などの設計と理解に不可欠な分野であり、スマートフォンやコンピュータの技術基盤にもなっています。
The Nobel Prize in Physics is often awarded for breakthroughs in condensed matter physics. (ノーベル物理学賞は、しばしば凝縮系物理学の画期的な発見に対して授与されます。)