civil defense

ˈsɪvəl dɪˈfɛns シヴィル ディフェンス

1. 戦争や災害から市民を守るための組織的活動や措置。

この言葉は、戦争や大規模な災害(特に自然災害やテロ攻撃など)が発生した際に、一般市民を保護し、その安全を確保するための組織的な活動や計画全般を指します。政府や地方自治体、あるいはボランティア団体などが行う、避難訓練、シェルターの準備、緊急物資の備蓄、救助活動、情報提供などが含まれます。市民の生命と財産を守ることを目的とした、社会全体の防災・防衛体制の側面を表現します。
Civil defense efforts were heightened during the Cold War. (冷戦中、民間防衛の取り組みが強化された。)

2. 市民の安全を確保し、緊急事態に対処するための政府組織または機関。

この言葉は、特に大文字で 'Civil Defense' と表記される場合、市民の安全と緊急事態への対処を専門とする政府機関や部署、あるいはそれに属する人々を指すことがあります。これは、前述の「活動」を実行する組織そのものを意味し、例えば過去に存在した「民生防衛庁」のような特定の組織名を指すこともあります。災害時の避難所の運営、緊急通信網の維持、救助活動の調整など、実践的な役割を担う実体としての組織を表現します。
The Civil Defense agency issued a warning about the approaching storm. (民間防衛機関が接近する嵐について警告を発した。)
関連
disaster preparedness
emergency management
homeland security
first responders