1.
〜ではあるが、もっとも〜だが
何かを述べた後、それに少し異なる補足情報や譲歩する事実を加える際に使われます。「〜ではあるが」や「もっとも〜だが」といったニュアンスで、主に文章語やフォーマルな文脈で用いられます。後の情報が前の情報と対照的であったり、限定的であったりする場合によく使われます。
He
finally
agreed
to
go,
albeit
reluctantly.
(彼はついに、しぶしぶではあるが行くことに同意した。)
He
彼
finally
ついに、ようやく
agreed
同意した
to
〜に(前置詞)
go,
行くこと(動詞goの不定詞/原形)
albeit
〜ではあるが、もっとも〜だが(接続詞)
reluctantly.
しぶしぶ、不承不承に(副詞)
The
trip
was
short,
albeit
memorable.
(その旅は短かったが、記憶に残るものだった。)
The
その(定冠詞)
trip
旅行
was
〜だった(be動詞の過去形)
short,
短い(形容詞)
albeit
〜ではあるが、もっとも〜だが(接続詞)
memorable.
記憶に残る、忘れられない(形容詞)
It
was
a
difficult
task,
albeit
not
an
impossible
one.
(それは難しい課題だったが、不可能ではなかった。)
It
それは(代名詞)
was
〜だった(be動詞の過去形)
a
一つの(不定冠詞)
difficult
難しい(形容詞)
task,
課題、仕事(名詞)
albeit
〜ではあるが、もっとも〜だが(接続詞)
not
〜でない(否定を表す副詞)
an
一つの(不定冠詞。母音の前でaの代わりに使う)
impossible
不可能な(形容詞)
one.
もの(代名詞。taskを指す)
2.
たとえ〜であっても
主に形容詞や副詞句を伴って、主節の内容に対する譲歩や条件を示します。「たとえ〜であっても」や「〜にもかかわらず」に近い意味合いで使われることがあります。こちらも比較的フォーマルな表現です。
His
actions
were
wrong,
albeit
well-intentioned.
(彼の行動は、たとえ善意から出たものであっても、間違っていた。)
His
彼の(所有格代名詞)
actions
行動(名詞の複数形)
were
〜だった(be動詞の過去複数形)
wrong,
間違った(形容詞)
albeit
〜ではあるが、たとえ〜であっても(接続詞)
well-intentioned.
善意から出た、悪気のない(形容詞)
She
accepted
the
gift,
albeit
small.
(彼女はその贈り物を受け取った、たとえ小さいものであっても。)
She
彼女は(代名詞)
accepted
受け入れた(動詞acceptの過去形)
the
その(定冠詞)
gift,
贈り物(名詞)
albeit
〜ではあるが、たとえ〜であっても(接続詞)
small.
小さい(形容詞)
They
completed
the
project,
albeit
behind
schedule.
(彼らは、たとえ予定より遅れていても、プロジェクトを完了させた。)
They
彼らは(代名詞)
completed
完了した(動詞completeの過去形)
the
その(定冠詞)
project,
プロジェクト(名詞)
albeit
〜ではあるが、たとえ〜であっても(接続詞)
behind
〜の後ろに、〜より遅れて(前置詞)
schedule.
予定、スケジュール(名詞)