P vs NP problem

[piː vɜːrsəs ɛn piː ˈprɒbləm] ピー バーサス エヌピー プロブレム

1. 計算複雑性理論における未解決の主要な問題で、決定問題のクラスPとNPが等しいか否かを問うもの。

P vs NP問題は、コンピューターで効率的に解ける問題(クラスP)と、与えられた解が正しいかどうかの確認は効率的にできるが、解を見つけること自体は難しいと考えられている問題(クラスNP)が、本質的に同じ集合に属するのか、それとも異なるのかを問う、計算機科学における根源的な問いです。この問題は、効率的なアルゴリズムの限界や、暗号技術、人工知能、最適化問題など、多岐にわたる分野に革命的な影響をもたらす可能性がありますが、未だ解決されていません。
The P vs NP problem is one of the most significant unsolved questions in computer science. (P vs NP問題は、コンピューター科学における最も重要な未解決問題の一つです。)
関連
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