K-shape recovery

[ˌkeɪ ʃeɪp rɪˈkʌvəri] ケイシェイプ リカバリー

1. K字型回復

K字型回復とは、景気後退からの回復期において、経済の一部のセクターや人口層は順調に回復・成長する一方で、他のセクターや層は停滞あるいは悪化するという、二極化された経済状況を示す用語です。これは、グラフ上で経済指標がKの文字のように上向きの線と下向きの線に分岐して見えることから名付けられました。例えば、テクノロジーやデジタル関連産業は好調を維持する一方で、観光業や飲食業などの対面サービス業が長期的に苦境に陥るケースがこれに当たります。
Economists are discussing the possibility of a K-shape recovery in the post-pandemic era. (経済学者たちは、パンデミック後の時代におけるK字型回復の可能性について議論しています。)