brane

[breɪn] ブレーン

1. 弦理論やM理論に登場する高次元の拡張された物体。膜。

弦理論やM理論といった理論物理学の分野で使われる専門用語で、「membrane(膜)」を短縮したものです。粒子が点ではなく微小な弦であると考える弦理論において、その弦が存在したり、終端したりする高次元の空間的な広がりを持つ物体を指します。私たちの宇宙が、より高次元の「バルク空間」に浮かぶ「膜」である、といった宇宙モデルを説明する際にも用いられます。
In string theory, fundamental particles are not points but tiny vibrating strings, and these strings can end on branes. (弦理論では、素粒子は点ではなく微小な振動する弦であり、これらの弦はブレーン上で終端することができます。)
関連
D-brane
extra dimensions
bulk space