analytic number theory

/ˌænəˌlɪtɪk ˈnʌmbər ˈθɪəri/ アナリティック ナンバー スィオリー

1. 整数論の一分野で、解析学(特に複素解析)の手法を用いて、素数の分布やディオファントス方程式の解といった整数に関する問題を研究する学問。

整数論の諸問題、特に素数の分布やディオファントス方程式の解の性質などを、複素解析やフーリエ解析といった解析学の強力な道具を使って研究する数学の一分野です。厳密な論理と抽象的な概念を扱うことが多いです。
Analytic number theory uses methods from mathematical analysis to solve problems about integers. (解析的数論は、整数に関する問題を解くために数学的解析の手法を使用します。)

2. リーマンゼータ関数やディリクレL関数といった複素関数の性質を深く研究し、それらの零点や特殊値が素数の分布や算術級数中の素数の密度といった数論の核心的な問題と密接に結びついていることを利用する分野。

解析的数論は、リーマンゼータ関数やディリクレL関数などの複素関数を深く研究し、それらの関数の零点の分布や特殊値が素数の分布や算術級数中の素数の密度といった数論の核心的な問題と密接に結びついていることを利用します。これにより、古典的な整数論では難しかった問題に新たな視点と解決策を提供します。
Riemann's zeta function is a central object of study in analytic number theory. (リーマンのゼータ関数は、解析的数論の中心的な研究対象です。)
関連
Computational number theory
Prime number theorem
Riemann hypothesis
Zeta function
Dirichlet L-function
Additive number theory