Triduum

[ˈtrɪdjuːəm] トリドゥーム

1. 聖木曜日(主の晩餐のミサ)から聖土曜日(イースター徹夜祭)までの3日間のキリスト教の典礼期間。キリストの受難、死、復活を記念する。

キリスト教の典礼暦において、復活祭(イースター)に先行する、聖木曜日の主の晩餐のミサの夕刻から始まり、聖金曜日、聖土曜日を経て、イースター徹夜祭まで続く3日間を指します。この期間は、イエス・キリストの受難、死、そして復活という、キリスト教信仰の中心をなす出来事を深く記念するものであり、典礼暦の中で最も重要な時期とされています。
The Easter Triduum begins on the evening of Maundy Thursday. (復活祭の聖なる3日間は、聖木曜日の夕方に始まります。)

2. ある特別な意図のために捧げられる3日間の祈祷や信心の期間。

キリスト教の文脈において、特定の聖人への信心、病者の癒し、特定の祝福の祈願など、特定の意図をもって行われる3日間の特別な祈りの期間や宗教的行事を指すことがあります。この期間中、参加者は集中的に祈り、黙想を行います。
A Triduum of prayer was organized for the sick. (病者のための3日間の祈りの集会が企画されました。)
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