Edda

/ˈɛdə/ エッダ

1. 北欧神話や英雄伝説を詩の形式で集めた古アイスランド語の詩歌集。主に『古エッダ』として知られる。

古ノルド語の詩を集めたもので、神々の物語や英雄たちの冒険、世界の創造と終焉に関する詩歌が含まれています。ヴァルキリーやオーディンなどの神話的存在が登場し、主に口頭で伝えられていたものが13世紀に写本としてまとめられました。
The Poetic Edda contains many ancient Norse mythological poems. (詩のエッダには、多くの古代北欧神話の詩が含まれています。)

2. アイスランドの歴史家スノッリ・ストゥルルソンによって書かれた、北欧神話の散文物語と詩学の教本。主に『散文エッダ』として知られる。

アイスランドの歴史家であり詩人であったスノッリ・ストゥルルソンが13世紀初頭に著した散文作品です。北欧神話の物語を解説し、またスカルド詩(古ノルド語の宮廷詩)の規則と例を説明することで、当時の詩人たちに神話の知識と詩作の技術を伝える目的がありました。
Snorri Sturluson compiled the Prose Edda in the 13th century. (スノッリ・ストゥルルソンは13世紀に散文のエッダを編纂しました。)
関連
Poetic Edda
Prose Edda
Snorri Sturluson