Base case

/ˈbeɪs ˌkeɪs/ ベース ケース

1. 再帰や帰納法などで、直接解決できる最も単純な場合の条件。

再帰的な処理や数学的帰納法、あるいは一般的な問題解決において、それ以上分解したり再帰的に呼び出したりする必要のない、直接的に答えが出せる最も単純な状態や条件を指します。これにより無限ループや無限の後退を防ぎ、解決の出発点となります。
In recursion, every function must have a base case to prevent infinite loops. (再帰において、無限ループを防ぐために関数には必ずベースケースが必要です。)

2. 再帰的なプロセスやアルゴリズムにおいて、処理が終了し、それ以上再帰的な呼び出しが行われない条件。

再帰的な関数やアルゴリズムが無限に実行されるのを防ぐために設けられる、処理がこれ以上進むことなく結果を返すための終了条件や停止条件を指します。これがなければ、プログラムはクラッシュするか、無限ループに陥ります。
If the input is zero, that's the base case for the factorial function. (入力がゼロの場合、それが階乗関数のベースケースです。)
関連
Termination condition
Stopping condition
Initial condition
Edge case
Recursive step