Assonance

/ˈæsənəns/ アソナンス

1. 詩歌や散文において、近い位置にある単語間で母音の音が繰り返される修辞技法。

アソナンスは、隣接する単語内で同じ母音の音が繰り返される表現技法です。子音は異なっていても問題ありません。主に詩や歌詞で、リズムやメロディを生み出し、特定の雰囲気を醸成するために使われます。音の類似性により、単語間のつながりや強調を強める効果があります。
The rain in Spain stays mainly in the plain. (スペインの雨は主に平野にとどまる。)

2. 文学作品において、特定の感情や雰囲気を喚起するために意図的に使用される母音の反復効果。

アソナンスは単なる音の繰り返しに留まらず、作者が読者や聞き手に特定の感情や感覚を伝えたり、詩的な効果を高めたりするために意識的に用いられる技法です。例えば、長い母音の繰り返しは悠久さや広がりを、短い母音の繰り返しは速さや緊迫感を表現するのに役立ちます。これにより、作品全体のムードやトーンが形成されます。
The rain in Spain stays mainly in the plain. (スペインの雨は主に平野にとどまる。)