virtual table

/ˈvɜːrtʃuəl ˈteɪbəl/ バーチャルテーブル

1. オブジェクト指向プログラミングにおいて、特にC++で、動的ディスパッチ(実行時ポリモーフィズム)を実現するために使用されるデータ構造。クラスの仮想関数のアドレスを格納するテーブルです。

C++などのオブジェクト指向言語で、基底クラスのポインタや参照を介して派生クラスの仮想関数を呼び出す際に、どの関数が実際に呼び出されるべきかを実行時に決定するために用いられるテーブルです。これにより、多様なオブジェクトが共通のインターフェースを通じて異なる動作をするポリモーフィズムが実現されます。
In C++, a virtual table is crucial for achieving polymorphism through virtual functions. (C++では、仮想関数テーブルは仮想関数によるポリモーフィズムを実現するために不可欠です。)
関連
virtual function
dynamic dispatch
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