pain disorder

/peɪn dɪˈsɔːrdər/ ペイン ディスオーダー

1. 身体的な痛みが主な症状であり、精神的な苦痛や機能障害を引き起こす精神疾患の一種。

身体的な痛みが長期にわたり中心的な症状として現れ、それによって心理的な苦痛や日常生活への支障が生じる精神医学的な状態を指します。身体的な原因が明確でない場合や、心理的要因が痛みの発生や悪化に大きく関与していると見られる場合に使われる診断名でした。DSM-5では「身体症状症（優位な痛みのあるもの）」などに分類が変更されています。

She struggled for years with chronic headaches before finally being diagnosed with a pain disorder. (彼女は長年慢性的な頭痛に苦しみ、最終的に疼痛性障害と診断されました。)

• She: 例文の主語で、「彼女」を指します。
• struggled: 「苦しんだ」「奮闘した」という意味の動詞 struggle の過去形です。
• for years: 「何年もの間」という期間を表します。
• with chronic headaches: 「慢性的な頭痛と共に」という、苦しみの原因を示します。
• before finally being diagnosed: 「最終的に診断される前に」という、出来事の順序を示します。
• with a pain disorder: 「疼痛性障害という診断を伴って」という、診断の内容を示します。

Patients with pain disorder often experience significant emotional distress and impairment in their daily lives. (疼痛性障害の患者は、しばしば著しい精神的苦痛と日常生活における機能障害を経験します。)

• Patients: 「患者」という意味です。
• with pain disorder: 「疼痛性障害を抱える」という、患者の状態を説明します。
• often: 「しばしば」「よく」という意味の頻度を表す副詞です。
• experience: 「経験する」「体験する」という意味の動詞です。
• significant emotional distress: 「著しい精神的苦痛」を指します。
• and: 前後の要素（significant emotional distressとimpairment）をつなぐ接続詞です。
• impairment: 「機能障害」「損害」という意味です。
• in their daily lives: 「彼らの日常生活において」という、機能障害が起こる場所を示します。

Understanding the psychological factors is key to effective treatment for pain disorder. (心理的要因を理解することが、疼痛性障害の効果的な治療の鍵となります。)

• Understanding: 動名詞で、「理解すること」を意味します。
• the psychological factors: 「心理的要因」を指します。
• is key: 「鍵である」「重要である」という意味です。
• to effective treatment: 「効果的な治療に対して」という、鍵となる対象を示します。
• for pain disorder: 「疼痛性障害のための」という、治療の対象を説明します。

関連

• chronic pain
• somatic symptom disorder
• psychogenic pain
• fibromyalgia
• pain management
• mental health
• psychosomatic illness
• chronic fatigue syndrome
• conversion disorder