memory corruption

/ˈmɛməri kəˈrʌpʃən/ メモリーコラプション

1. コンピュータのメモリ上のデータが、プログラムのバグなどによって意図せず不正な値に書き換えられ、プログラムの動作に悪影響を及ぼす状態。

プログラムの実行中に、本来あるべきメモリの内容が破壊され、予測不能な動作、データ破損、システムクラッシュなどの問題を引き起こす状態を指します。これは、データの誤った読み書きや不正なポインタの使用などが原因で発生します。
A common cause of system crashes is memory corruption. (システムクラッシュの一般的な原因はメモリ破損です。)

2. プログラミング上の誤り(バッファオーバーフロー、無効なポインタアクセスなど)により、メモリ領域の内容が不適切に書き換えられる行為や現象。

プログラマのミスやソフトウェアの脆弱性によって、本来アクセスすべきでないメモリ領域にデータが書き込まれたり、解放済みのメモリが再利用される前にアクセスされたりすることで、メモリの内容が破壊される現象を指します。これはセキュリティ上の問題にもつながることがあります。
Buffer overflows are a frequent source of memory corruption. (バッファオーバーフローは、メモリ破損の頻繁な原因です。)
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