interior monologue

[ɪnˈtɪəriər ˈmɒnəlɒɡ] インテリアモノローグ

1. 文学作品において、登場人物の心中の思考や感情を、作者の介入なしに直接的に描写する技法。

小説や戯曲などで、登場人物の意識の流れや内面的な思考、感情、連想などを、あたかもその人物が実際に考えているかのように、そのままの形で表現する手法を指します。地の文や対話とは異なり、登場人物の個人的な視点や意識を読者が直接体験できるのが特徴です。
Joyce's Ulysses is famous for its extensive use of interior monologue. (ジョイスの『ユリシーズ』は、内的独白を広範囲にわたって使用していることで有名です。)

2. 登場人物の深層心理や無意識の思考、複雑な感情を読者に理解させるための表現手法。

この技法を用いることで、登場人物の動機、葛藤、過去の記憶などが、表面的な行動や会話だけでは伝えきれない形で詳細に描かれ、読者はその人物の精神状態やパーソナリティをより深く、多角的に理解することができます。
Joyce's Ulysses is famous for its extensive use of interior monologue. (ジョイスの『ユリシーズ』は、内的独白を広範囲にわたって使用していることで有名です。)
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internal dialogue
thought process