ice sheet

[ˈaɪs ʃiːt] アイス シート

1. 広範囲を覆う大陸規模の巨大な氷の塊。特にグリーンランドや南極大陸にあるもの。

アイスシートは、数万平方キロメートル以上にわたる広大な陸地や海を覆う、非常に厚い氷の塊を指します。これは単なる氷河よりもはるかに規模が大きく、大陸の地形を変えるほどの力を持っています。地球上では主に南極大陸とグリーンランドに存在しており、地球の気候や海面水位に大きな影響を与えています。科学的な文脈や、気候変動に関連するニュースなどで頻繁に登場する言葉です。
The Antarctic ice sheet is melting at an alarming rate. (南極氷床は憂慮すべき速さで融解しています。)

2. 稀に、広い範囲にわたる薄い氷の層を指すことがある。

この用法はあまり一般的ではなく、特に気象や日常会話で、非常に広い範囲に薄く張った氷の層を指す場合に限定的に使われることがあります。例えば、凍結した道路や、広範囲に霜が降りた後にできる薄い氷などです。文脈によっては「薄い氷」や「凍結した路面」など別の表現がより自然な場合もありますが、sheetという単語が「薄く広がった層」を意味することから、このような使い方も理論上可能です。
A thin ice sheet formed over the pond last night. (昨夜、池の上に薄い氷の層ができました。)
関連
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