grit

/ɡrɪt/ グリット

1. 困難に直面しても諦めない精神的な強さ。

困難や逆境に直面しても、くじけずに目標に向かって努力し続ける精神的な強さや粘り強さを表します。単なる一時的な勇気ではなく、長期的な目標達成のための持続的な根気を指すことが多いです。

It takes real grit to finish a marathon. (マラソンを完走するには、本当に強い根性が必要です。)

• It: ここでは文の主語として使われており、具体的な何かを指すのではなく、状況や事柄全般を漠然と示しています。
• takes: 「～が必要である」「～を要する」という意味で、ここでは「gritを必要とする」という文脈で使われています。
• real: 「本当の」「真の」という意味で、続く「grit」を強調しています。
• grit: ここでは「困難に立ち向かう精神的な強さ、根性」という意味で使われています。
• to: 不定詞を作るためのtoで、ここでは「～するために」という目的を示しています。
• finish: 「終える」「最後までやり遂げる」という意味です。
• a: 「一つの」という意味で、続くマラソンが一つであることを示します。
• marathon.: 「マラソン」という長距離走競技を指します。

She showed great grit in overcoming her difficulties. (彼女は困難を克服する上で、素晴らしい粘り強さを見せました。)

• She: 「彼女」を指す三人称単数代名詞です。
• showed: 「示す」「見せる」という意味のshowの過去形です。
• great: 「素晴らしい」「大きな」という意味で、続く「grit」を修飾しています。
• grit: ここでは「困難な状況での粘り強さや勇気」という意味で使われています。
• in: 「～において」「～の中で」という場所や状況を示す前置詞です。
• overcoming: 「克服する」「乗り越える」という意味の動詞overcomeの現在分詞形です。前置詞の後に続く動名詞として使われています。
• her: 「彼女の」という所有を示す代名詞です。
• difficulties.: 「困難」「苦労」という意味のdifficultyの複数形です。

Success is often not about luck, but about grit and hard work. (成功はしばしば運ではなく、根性と勤勉さにかかっています。)

• Success: 「成功」という意味です。
• is: is動詞で、ここでは主語と補語をつなぎ「成功は～である」という意味を表します。
• often: 「しばしば」「よく」という頻度を表す副詞です。
• not: 否定を表す副詞で、「～ではない」という意味を加えます。
• about: ここでは「～について」「～に関する」という意味の前置詞です。
• luck,: 「運」「幸運」という意味です。
• but: 「しかし」「～ではなく」という意味で、前後の要素を対比させます。
• about: ここでも「～について」「～に関する」という意味の前置詞です。
• grit: ここでは「粘り強さ」「根気」という意味で使われています。
• and: 「そして」という接続詞です。
• hard: 「一生懸命な」「困難な」という意味で、続く「work」を修飾しています。
• work.: 「仕事」「努力」という意味です。

2. 小さな石、砂、砂利などの粒状の物質。

地面や表面にある、小さくて硬い石や砂などの粒状の物質を指します。感触としてザラザラしているものを想像すると理解しやすいです。道路にまかれる融雪剤や、研磨剤として使われる粒なども「grit」と呼ぶことがあります。

There was some grit in the bottom of my shoes. (靴の底に砂利が少し入っていました。)

• There: ここでは存在を示す構文（There is/are）の一部で、特に意味はありません。
• was: be動詞の過去形（単数）で、「～があった」という意味を表します。
• some: 「いくらかの」「少しの」という意味で、ここでは数えられない名詞「grit」を修飾しています。
• grit: ここでは「砂利」「砂」のような小さな石の粒を指します。
• in: 「～の中に」という場所を示す前置詞です。
• the: 特定のものを指す定冠詞です。
• bottom: 「底」「下部」という意味です。
• of: 「～の」という所有や関連を示す前置詞です。
• my: 「私の」という所有を示す代名詞です。
• shoes.: 「靴」という意味のshoeの複数形です。

Be careful of the grit on the path. (道にある砂利に気をつけてください。)

• Be: 命令形を作るbe動詞で、「～であれ」「～しなさい」という意味の文頭に来ます。
• careful: 「注意深い」「気をつけている」という意味の形容詞です。
• of: 「～に注意する」「～を気をつける」というbe careful with/ofの形を作ります。
• the: 特定のものを指す定冠詞です。
• grit: ここでは「小さな砂や石の粒」という意味で使われています。
• on: 「～の上に」という場所を示す前置詞です。
• the: 特定のものを指す定冠詞です。
• path.: 「道」「小道」という意味です。

The car's tires crunched on the loose grit. (車のタイヤが、ゆるい砂利の上でゴリゴリと音を立てました。)

• The: 特定のものを指す定冠詞です。
• car's: 「車の」という所有を示す名詞の所有格です。
• tires: 「タイヤ」という意味のtireの複数形です。
• crunched: 「ガリガリと音を立てて進む」という意味の動詞crunchの過去形です。
• on: 「～の上で」という場所を示す前置詞です。
• the: 特定のものを指す定冠詞です。
• loose: 「ゆるい」「固定されていない」という意味の形容詞です。
• grit.: ここでは「地面にある小さな石や砂の粒」という意味で使われています。

関連

• courage
• determination
• resolve
• perseverance
• tenacity
• fortitude
• sand
• gravel
• pebbles
• abrasive