vishing

[ˈvɪʃɪŋ] ヴィッシング

1. 音声通話を利用したフィッシング詐欺の一種で、電話を通して個人情報や機密情報を騙し取る行為。

「vishing(ビッシング)」は、「voice(音声)」と「phishing(フィッシング)」を組み合わせた造語です。これは、電話を使って個人や企業から機密情報(パスワード、クレジットカード番号、社会保障番号など)を不正に取得しようとする詐欺の一種です。詐欺師はしばしば、銀行、政府機関、警察、または既知の企業の担当者であるかのように偽り、信頼を悪用して情報を引き出そうとします。被害者は、緊急性や恐怖心を煽られたり、技術的な問題解決を装われたりして、誤って情報を提供してしまうことがあります。
Be careful of vishing calls that ask for your personal details. (個人情報を尋ねるビッシング電話には注意してください。)

2. 電話を利用して、ユーザーを誘導し、マルウェアのインストール、機密情報の共有、または不正な金銭送金をさせることを目的としたソーシャルエンジニアリング攻撃。

ビッシングは、サイバーセキュリティの脅威の一つで、主に電話を利用してターゲットから情報を引き出すソーシャルエンジニアリングの手法です。詐欺師は、様々な手口を使って被害者を信用させ、クレジットカード情報、銀行口座の詳細、社会保障番号、パスワードなどの機密情報を開示させたり、詐欺師の指示に従わせたりします。例えば、技術サポートを装い「コンピュータに問題がある」と偽ってリモートアクセスを要求したり、税金滞納を装って即座の送金を要求したりすることがあります。これらは全て、被害者の不安や焦りを煽り、冷静な判断力を失わせることを目的としています。
Awareness of vishing tactics is key to prevention. (ビッシングの手口を知ることが予防の鍵です。)