red-black tree

/ˈrɛdˌblæk triː/ レッドブラックツリー

1. 自己平衡二分探索木の一種。ノードが赤か黒の色を持ち、特定のルールに従って平衡を保つデータ構造。

赤と黒のルールを用いて木の平衡を保ち、探索、挿入、削除といった操作が常に効率的に行えるように設計された二分探索木の一種です。これにより、最悪の場合でもO(log n)の時間計算量を保証します。
A red-black tree is a type of self-balancing binary search tree. (赤黒木は自己平衡二分探索木の一種です。)

2. コンピュータ科学におけるデータ構造の一種で、ノードの色と位置に関する厳格なルールによって平衡性を維持する二分探索木。

赤黒木は、根が黒であること、赤ノードの子は必ず黒であること、任意のノードからその子孫の葉までの全てのパスは同じ数の黒ノードを含むこと、といった特定のルールに従うことで平衡を維持します。これにより、効率的な検索、挿入、削除が可能になります。
Every node in a red-black tree is either red or black. (赤黒木のすべてのノードは、赤か黒のいずれかです。)