1.
動詞の過去分詞形。完了時制を作るのに用いる。
助動詞のhave/has/hadと共に用いられ、現在完了、過去完了、未来完了などの完了時制を作ります。「~したことがある」「~し終えた」などの継続や経験、完了などの意味を表します。
I
have
eaten
lunch.
(私は昼食を食べました。)
I
「私」という人を指します。
have eaten
「食べる」という動作が現在までに完了した状態を表します(現在完了)。eatenはeatの過去分詞です。
lunch
「昼食」を指します。
She
had
finished
the
report
before
the
meeting.
(彼女は会議の前に報告書を終えていました。)
She
「彼女」という女性を指します。
had finished
「終える」という動作が過去のある時点より前に完了していたことを表します(過去完了)。finishedはfinishの過去分詞です。
the report
特定の「報告書」を指します。
before the meeting
「会議の前に」という時を表す句です。
They
will
have
arrived
by
noon.
(彼らは正午までに到着しているでしょう。)
They
「彼ら」という複数の人を指します。
will have arrived
「到着する」という動作がある未来の時点(正午)までに完了するだろうという予測を表します(未来完了)。arrivedはarriveの過去分詞です。
by noon
「正午までに」という期限を表す句です。
2.
動詞の過去分詞形。受動態を作るのに用いる。
be動詞(am, is, are, was, were, be, beenなど)と共に用いられ、「~される」「~された」という受動態を作ります。動作を受ける側を主語にする場合に用います。
The
cake
was
eaten
by
him.
(そのケーキは彼によって食べられました。)
The cake
特定の「ケーキ」を指します。
was eaten
「食べる」という動作が過去にケーキに対して行われたことを表します(過去の受動態)。eatenはeatの過去分詞です。
by him
「彼によって」という動作の行為者を表す句です。
This
book
was
written
by
a
famous
author.
(この本は有名な著者によって書かれました。)
This book
「この本」を指します。
was written
「書く」という動作が過去に本に対して行われたことを表します(過去の受動態)。writtenはwriteの過去分詞です。
by a famous author
「有名な著者によって」という動作の行為者を表す句です。
The
door
is
locked
every
night.
(そのドアは毎晩ロックされます。)
The door
特定の「ドア」を指します。
is locked
「ロックする」という動作が現在、ドアに対して行われている状態を表します(現在の受動態)。lockedはlockの過去分詞です。
every night
「毎晩」という頻度を表す句です。
3.
動詞の過去分詞形。形容詞として用いる。
単独で名詞を修飾したり、補語になったりして、「~された」「~されている状態の」という意味を表します。元の動詞が表す動作の結果や状態を示します。
This
is
a
complicated
question.
(これは複雑な質問です。)
This
「これ」を指します。
is
主語の状態を表すbe動詞です。
a complicated question
「複雑な質問」を指します。complicatedはcomplicateの過去分詞で、ここでは形容詞としてquestionを修飾しています。
He
looked
tired.
(彼は疲れているように見えました。)
He
「彼」という人を指します。
looked
「~のように見えた」という状態を表します。
tired
「疲れた」という状態を表す形容詞です。tireの過去分詞が形容詞として使われています。
We
saw
the
fallen
leaves.
(私たちは落ち葉を見ました。)
We
「私たち」という複数の人を指します。
saw
「見る」という動作の過去形です。
the fallen leaves
「落ち葉」を指します。fallenはfallの過去分詞で、ここでは形容詞としてleavesを修飾しています。