paratope

/pæˈrætoʊp/ パラトープ

1. 抗体分子の、抗原上のエピトープに特異的に結合する部位。

パラトープは、抗体の可変領域に存在する特定の部位で、抗原上のエピトープ（抗原決定基）と特異的に結合します。この特異的な相互作用が、免疫システムが特定の病原体や分子を認識し、排除するための鍵となります。抗体は通常、2つの同一のパラトープを持ち、これにより2つの抗原分子に結合することができます。

The paratope of an antibody specifically recognizes and binds to an epitope on an antigen. (抗体のパラトープは、抗原上のエピトープを特異的に認識し結合します。)

• The paratope: 抗体の抗原結合部位を指します。
• of an antibody: 抗体の、という意味です。
• specifically recognizes: 特定のものを認識することを意味します。
• and binds to: そして、～に結合する、という意味です。
• an epitope: 抗原の、抗体に認識される部分を指します。
• on an antigen: 抗原の上に、という意味です。

Understanding the structure of the paratope is crucial for designing new vaccines. (パラトープの構造を理解することは、新しいワクチンの設計において極めて重要です。)

• Understanding the structure: 構造を理解すること、という意味です。
• of the paratope: パラトープの、という意味です。
• is crucial: 非常に重要である、という意味です。
• for designing: 設計するために、という意味です。
• new vaccines: 新しいワクチンを指します。

Each antibody molecule has two identical paratopes, allowing for bivalent binding. (各抗体分子には2つの同一のパラトープがあり、二価結合を可能にします。)

• Each antibody molecule: 各抗体分子、という意味です。
• has two identical paratopes: 2つの同一のパラトープを持つ、という意味です。
• allowing for: ～を可能にする、という意味です。
• bivalent binding: 二価結合を指します。

関連

• antigen
• antibody
• epitope
• immunoglobulin
• binding site
• immune response