ontological argument

[ˌɒntəˈlɒdʒɪkl ˈɑːrɡjəmənt] オンタロジカル アーギュメント

1. 神の存在を概念から論証する哲学的な議論。

この概念は、最高の存在である神の完全性の概念から、その存在そのものを論証しようとする哲学的な議論です。例えば、完璧な存在であれば、存在しないことは完璧ではないため、必ず存在しなければならない、というロジックに基づいています。
The most famous version of the ontological argument was proposed by St. Anselm. (存在論的証明の最も有名な形式は、聖アンセルムスによって提唱されました。)

2. カントによって批判された、神の存在を純粋な概念から導き出す論証形式。

イマヌエル・カントは、この種の議論が「存在は述語ではない」という点で誤謬を犯していると批判しました。彼は、存在は対象の概念に何も付け加えないと主張し、純粋な概念から神の存在を証明することはできないとしました。
Kant famously critiqued the ontological argument, arguing that existence is not a real predicate. (カントは存在論的証明を有名に批判し、存在は真の述語ではないと主張しました。)