foreordination

/ˌfɔːrɔːrdɪˈneɪʃən/ フォーオーディネーション

1. 神が事前にすべてを決定していること。

神学において、神が世界の創造以前から、起こるべきすべての出来事、特に人間の運命や救済を事前に決定しているという概念を表します。これは自由意志との関係でしばしば議論の対象となります。

According to some theological views, foreordination implies that God has already determined who will be saved. (いくつかの神学的見解によれば、予定説は神が誰が救われるかをすでに決定していることを意味する。)

• According to: 「～によれば」という前置詞句で、情報の出典や基準を示します。
• some theological views: 「いくつかの神学的見解」を指し、特定の宗教的・学問的な視点を示します。
• foreordination: 「予定説」または「神の事前の決定」を意味し、神が全てをあらかじめ定めているという教義です。
• implies that: 「～ということを意味する」という表現で、論理的な結論や含意を示します。
• God: 「神」という創造主や至高の存在を指します。
• has already determined: 「すでに決定している」という現在完了形と副詞の組み合わせで、過去に決定され、その状態が今も続いていることを示します。
• who will be saved: 「誰が救われるか」という疑問詞を使った名詞節で、救済される人々の運命を示します。

The doctrine of foreordination is a central tenet in certain Calvinist traditions. (予定説の教義は、特定のカルヴァン主義の伝統における中心的な信条である。)

• The doctrine of: 「～の教義」という表現で、特定の信仰や原理の体系を指します。
• foreordination: 「予定説」を意味し、神による事前の決定に関する教義です。
• is a central tenet: 「中心的な教義である」という表現で、特定の思想体系において非常に重要な原則であることを示します。
• in certain: 「特定の」という意味で、限定された範囲や種類を示します。
• Calvinist traditions: 「カルヴァン主義の伝統」を指し、ジャン・カルヴァンに由来するプロテスタント神学の一派です。

Critics argue that foreordination might negate human free will. (批判者たちは、予定説が人間の自由意志を無効にするかもしれないと主張する。)

• Critics: 「批判者たち」を指し、ある考えや事柄に対して異議を唱える人々です。
• argue that: 「～だと主張する」という表現で、自分の意見や見解を述べます。
• foreordination: 「予定説」または「事前の決定」を意味します。
• might negate: 「～を無効にするかもしれない」という表現で、可能性と否定的な影響を示します。
• human free will: 「人間の自由意志」を指し、人間が自分で選択し、決定する能力です。

2. 事前決定または運命付け。

広義には、何かが事前に定められている、あるいは運命として決まっている状態を指します。神学的文脈以外でも使用されることがありますが、その場合は「運命」や「宿命」に近いニュアンスを持つことがあります。

Some believe that personal success is a matter of foreordination, rather than hard work. (個人の成功は努力よりもむしろ、事前に定められた運命の問題だと信じている人もいる。)

• Some believe that: 「～と信じている人もいる」という表現で、一般的な意見や信念の一部を示します。
• personal success: 「個人的な成功」を指し、個人の目標達成や幸福な状態を意味します。
• is a matter of: 「～の問題である」という表現で、何かの本質や原因を示します。
• foreordination: 「事前に定められた運命」を意味し、努力ではなく運命によって決まるというニュアンスを含みます。
• rather than: 「～よりもむしろ」という表現で、二つの選択肢を比較し、一方を優先することを示します。
• hard work: 「努力」や「勤勉」を意味し、目標達成のための多大な労力を指します。

The outcome seemed to be a matter of foreordination, given the circumstances. (その状況を考慮すると、結果は運命付けられたことのように思われた。)

• The outcome: 「その結果」を指し、ある事柄や状況の最終的な結末です。
• seemed to be: 「～のように見えた」という表現で、見た目や印象から判断した結果を示します。
• a matter of: 「～の問題」という表現で、何かの本質や性質を示します。
• foreordination: 「運命付けられたこと」を意味し、状況から見て避けられない結果のように感じられることを指します。
• given the circumstances: 「状況を考慮すると」という表現で、特定の状況を前提とした上での判断や結論を示します。

He felt a sense of foreordination guiding his path through life. (彼は自分の人生の道が何かに運命付けられて導かれているような感覚を覚えた。)

• He felt: 「彼は感じた」という動詞と主語の組み合わせで、感覚や感情を表現します。
• a sense of: 「～という感覚」という表現で、特定の感情や印象を指します。
• foreordination: 「運命付け」や「定められた運命」を意味し、自分の人生が何かに導かれているような感覚です。
• guiding his path: 「彼の道を導いている」という動名詞句で、人生の進路や方向性を示します。
• through life: 「人生において」という表現で、人生全体を通じてであることを示します。

関連

• predestination
• preordain
• predetermination
• destiny
• fate
• providence