Pole (complex analysis)

/poʊl/ ポール

1. 複素解析において、有理型関数の特異点の一種で、ローラン級数展開において負のべき乗の項が有限個である点。この点に近づくと関数の絶対値は無限大に発散します。

複素解析における関数が解析的でなくなる点のうち、ローラン級数展開を行った際に、(z-a)の負のべき乗の項が有限個しか存在しないような特異点を指します。この点に近づくにつれて、関数の値の絶対値は無限大に発散します。例えば、f(z)=1/z の関数では z=0 が1位の極です。
The function f(z) = 1/z has a simple pole at z=0. (関数 f(z) = 1/z は z=0 に1位の極を持ちます。)
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