Piston

/ˈpɪstən/ ピストン

1. エンジンやポンプなどのシリンダー内を往復運動する円筒状の部品。

ピストンは、自動車のエンジンやポンプ、コンプレッサーなどの機械において、流体(ガスや液体)の圧力変化を運動エネルギーに変換したり、逆に運動エネルギーを圧力変化に変換したりする際に中心的な役割を果たす部品です。シリンダーの中を密閉状態で往復運動し、その動きによって力を伝えたり、体積を変化させたりします。
The car's engine needs new pistons. (その車のエンジンには新しいピストンが必要です。)

2. 金管楽器において、音程を変えるために用いられる弁。

トランペットやチューバなどの一部の金管楽器では、音の高さ(ピッチ)を変えるためにピストンと呼ばれる弁が使用されます。これらのピストンを押すことで、楽器内の空気の通路の長さを変え、異なる音階を生み出します。
Pressing the piston changes the note on a trumpet. (ピストンを押すとトランペットの音符が変わります。)