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英和翻訳、和英翻訳

Cut to the chase

[kʌt tuː ðə tʃeɪs] カット トゥー ザ チェイス
回りくどい言い方をやめて、要点を話す。
無駄な手順を省く。

1. 遠回しな言い方を避け、本題に入ることを促す表現

「Cut to the chase」は、映画の撮影用語が起源とされています。昔のサイレント映画や初期の映画では、アクションシーンの前に、登場人物が追いかけっこをするシーンがよくありました。しかし、観客はすぐにアクションが見たかったため、映画監督はしばしばこの「追いかけっこ」のシーンをカットしました。これが「Cut to the chase」という表現の由来です。 この表現は、ビジネス、会議、または日常会話で、時間を節約し、効率的にコミュニケーションを取りたい場合に非常に役立ちます。特に、相手が遠回しな言い方をしたり、余計な情報を加えたりする場合に、このフレーズを使うことで、話を本題に戻し、迅速な意思決定や問題解決を促すことができます。
Okay, let's cut to the chase. (さて、本題に入りましょう。)

2. 本質に迫り、効率的な行動を促す表現

「Cut to the chase」という表現は、映画やドラマの制作現場から生まれた言葉で、もともとは「無駄なシーンをカットして、本題に早く入る」という意味合いで使われていました。この表現が日常会話やビジネスシーンにも広まり、「無駄な手順を省く」「本質に迫る」という意味で使われるようになりました。 ビジネスシーンでは、会議やプレゼンテーションなどで、時間を有効活用するために、形式的な挨拶や自己紹介を省略して、すぐに本題に入ることを促す際に使われます。また、プロジェクトの進行中に、無駄な作業や手順を省いて、効率的に目標を達成するために、チームメンバーに「Cut to the chase」と呼びかけることもあります。
We need to cut to the chase. (私たちは本質に迫る必要があります。)
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