cytokine

/ˌsaɪtəˈkaɪn/ サイトカイン

1. 細胞間の情報伝達を担うタンパク質

サイトカインは、免疫系や炎症反応、細胞の成長や分化など、体の多様な生理機能において細胞間の情報伝達を仲介するタンパク質の総称です。これらは特定の細胞表面受容体に結合することで、標的細胞に特定の反応を引き起こします。

Cytokines play a crucial role in immune responses. (サイトカインは免疫応答において極めて重要な役割を果たします。)

• Cytokines: サイトカイン。細胞間の情報伝達を担うタンパク質の一種です。
• play a crucial role: 極めて重要な役割を果たす。何かにおいて非常に大切な働きをすることを意味します。
• in immune responses: 免疫応答において。体が病原体などから身を守る反応を指します。

The release of certain cytokines can trigger inflammation. (特定のサイトカインの放出は炎症を引き起こすことがあります。)

• The release of: ～の放出。何かが外に出されることを表します。
• certain cytokines: 特定のサイトカイン。数あるサイトカインのうち、特定の種類のものを指します。
• can trigger: ～を引き起こすことがある。何かが何かの原因になる可能性を示します。
• inflammation: 炎症。体の組織が損傷や感染に対して示す反応です。

Many therapeutic strategies target cytokine pathways to treat autoimmune diseases. (多くの治療戦略は自己免疫疾患を治療するためにサイトカイン経路を標的としています。)

• Many therapeutic strategies: 多くの治療戦略。病気を治療するための多くのアプローチや計画を意味します。
• target cytokine pathways: サイトカイン経路を標的とする。サイトカインが関わる生体内の一連の反応や分子の鎖を目的として作用させることを指します。
• to treat autoimmune diseases: 自己免疫疾患を治療するために。免疫系が自身の体を誤って攻撃してしまう病気を治す目的で、という意味です。

Interleukins are a type of cytokine primarily involved in communication between leukocytes. (インターロイキンは、主に白血球間のコミュニケーションに関与するサイトカインの一種です。)

• Interleukins: インターロイキン。サイトカインの一種で、特に白血球の間の情報伝達に関わります。
• are a type of cytokine: サイトカインの一種である。サイトカインという大きな分類の中の一つであることを示します。
• primarily involved in: 主に～に関与している。その主な役割が～である、という意味です。
• communication between leukocytes: 白血球間のコミュニケーション。白血球同士が情報交換をすることを指します。

Excessive cytokine production can lead to a "cytokine storm." (過剰なサイトカイン産生は「サイトカインストーム」につながる可能性があります。)

• Excessive cytokine production: 過剰なサイトカイン産生。サイトカインが体内で必要以上に作られることを意味します。
• can lead to: ～につながる可能性がある。～という結果を引き起こす可能性がある、という意味です。
• a "cytokine storm": 「サイトカインストーム」。サイトカインが過剰に分泌され、全身の炎症反応が制御不能になる状態を指す医学用語です。

関連

• interleukin
• chemokine
• interferon
• growth factor
• immune system
• inflammation
• cell signaling
• hormone