1.
オペラ、オラトリオ、カンタータなどで、歌うような語り方をする部分。
オペラやカンタータなどの声楽曲において、会話や物語の進行を目的として、歌うような語り口で歌われる部分を指します。メロディーよりも言葉のリズムやイントネーションに重きが置かれ、次のアリアなどの準備として機能することが多いです。
The
opera
opens
with
a
dramatic
recitative.
(そのオペラは劇的なレチタティーヴォで始まります。)
The
特定のものを指す定冠詞。
opera
オペラ。
opens
始まる、開始する。
with
〜で。
a
不特定のものを指す不定冠詞。
dramatic
劇的な、印象的な。
recitative
レチタティーヴォ(歌うような語り)。
She
delivered
the
recitative
with
great
emotion.
(彼女は大きな感情を込めてレチタティーヴォを歌いました。)
She
彼女。
delivered
述べた、演奏した(ここでは歌唱の一部を演奏した意味)。
the
特定のものを指す定冠詞。
recitative
レチタティーヴォ(歌うような語り)。
with
〜とともに、〜を伴って。
great
大きな、素晴らしい。
emotion
感情。
There
is
a
long
recitative
before
the
aria.
(アリアの前に長いレチタティーヴォがあります。)
There
そこに、〜がある(存在を示す)。
is
〜です、〜がある(単数形)。
a
不特定のものを指す不定冠詞。
long
長い。
recitative
レチタティーヴォ(歌うような語り)。
before
〜の前に。
the
特定のものを指す定冠詞。
aria
アリア(オペラなどの独唱曲)。
2.
オペラ、オラトリオなどで、歌うような語り方そのもの。
音楽用語として、オペラやオラトリオなどで用いられる、メロディーよりも言葉の抑揚やリズムを重視して歌われる特殊な歌唱法自体を指す場合もあります。感情や状況をリアルに表現するために用いられます。
He
excelled
in
writing
dramatic
recitative.
(彼は劇的なレチタティーヴォを書くことに優れていました。)
He
彼。
excelled
優れていた。
in
〜において。
writing
書くこと。
dramatic
劇的な、ドラマティックな。
recitative
レチタティーヴォ(歌うような語り)の様式。