nil

[nɪl] ニル

1. ゼロ、何もなし。

特にイギリス英語圏で、スポーツのスコアなどで「ゼロ」や「得点なし」を表現する際によく使われます。比喩的に「何も成果がない」「無」を表すこともあります。

The score was three to nil. (スコアは3対0でした。)

• The: 「その」という定冠詞。
• score: 試合の「得点」や「スコア」を指します。
• was: 「～だった」という過去の状態を表すbe動詞の過去形です。
• three: 数字の「3」です。
• to: ここではスコアで「対」「～に対して」という意味で使われます。
• nil.: 「ゼロ」「何もなし」を意味します。特にスポーツのスコアで使われます。

Our team won two nil. (私たちのチームが2対0で勝ちました。)

• Our: 「私たちの」という所有を表す代名詞です。
• team: ここではスポーツなどの「チーム」を指します。
• won: 「勝った」という過去の出来事を表す動詞winの過去形です。
• two: 数字の「2」です。
• nil.: 「ゼロ」「何もなし」を意味します。特にスポーツのスコアで使われます。

All my efforts amounted to nil. (私の努力は全て無駄になりました。)

• All: 「全て」を意味します。
• my: 「私の」という所有を表す代名詞です。
• efforts: 「努力」を意味します。複数形です。
• amounted: 「～に達する」「結局～になる」という意味の動詞です。ここでは過去形です。
• to: ここではamounted toで「結局～になる」という熟語として使われます。
• nil.: 「ゼロ」「何もなし」を意味します。ここでは「無駄」や「成果なし」のようなニュアンスで使われます。

2. コンピュータープログラミングなどで、値が存在しないことを示す特殊な値。

主にコンピュータープログラミングにおいて、変数やオブジェクトなどが何も値を持っていない、あるいはポインターがどこも指していない状態を表すために使われるキーワードです。言語によってnullやNoneなど類似の概念があります。

If the variable is nil, assign a default value. (もし変数がnilならば、既定の値を割り当ててください。)

• If: 「もし～ならば」という条件を表します。
• the: 「その」という定冠詞です。
• variable: 「変数」を意味します。プログラミングで使われる用語です。
• is: 「～である」という現在の状態を表すbe動詞です。
• nil,: 「値が存在しないこと」を示す特殊な値です。プログラミングで使われます。
• assign: 「～を割り当てる」「～を代入する」という指示を表す動詞です。
• a: ここでは「一つの」という意味で使われる不定冠詞です。
• default: 「既定の」「デフォルトの」という意味です。
• value.: 「値」を意味します。

The function returned nil, indicating an error. (関数はnilを返した、それはエラーを示している。)

• The: 「その」という定冠詞です。
• function: 「関数」を意味します。プログラミングで使われる用語です。
• returned: 「～を返す」という意味の動詞です。ここでは過去形です。
• nil,: 「値が存在しないこと」を示す特殊な値です。ここでは、関数が何も有効な値を返さなかったことを意味します。
• indicating: 「～を示している」という状態を表す現在分詞です。indidate（示す）のing形です。
• an: ここでは「一つの」という意味で使われる不定冠詞です。次のerrorが母音で始まるためanになります。
• error.: 「エラー」「間違い」を意味します。

The property can be nil. (そのプロパティはnilになり得る。)

• The: 「その」という定冠詞です。
• property: 「プロパティ」「属性」を意味します。プログラミングで使われる用語です。
• can: 「～できる」という可能性や能力を表す助動詞です。
• be: be動詞の原形です。canの後ろに使われます。
• nil.: 「値が存在しないこと」を示す特殊な値です。ここでは、「このプロパティは値を持たない状態になり得る」という意味です。

関連

• zero
• nothing
• null
• none
• zero