fixed-point

[ˈfɪkst pɔɪnt] フィックスド・ポイント

1. 関数によってそれ自身に写像される点。例えば、f(x) = x となる x の値。

関数 f(x) に f(x) = x となる x の値で、関数を適用してもその位置が変わらない点のことです。数学の様々な分野で重要な概念です。
Finding the fixed-point of a function is crucial in iteration. (関数の不動点を見つけることは、反復において重要です。)

2. コンピュータで数値を表現する際に、小数点の位置が常に一定であると仮定する方式。

コンピュータで数値を扱う際、小数点の位置があらかじめ決められており、常に同じ位置にあると見なされる形式です。浮動小数点数とは異なり、ハードウェアでの処理が単純で高速なため、リソースに制約のある環境で用いられます。
Fixed-point arithmetic is generally faster than floating-point arithmetic. (固定小数点演算は、一般的に浮動小数点演算よりも高速です。)
関連
attractor
repeller
equilibrium point