Responsibility to Protect (R2P)

[rɪˌspɒnsəˈbɪlɪti tu prəˈtɛkt] レスポンシビリティ トゥ プロテクト

1. 保護する責任

保護する責任とは、各国家が自国の国民をジェノサイド、戦争犯罪、民族浄化、人道に対する罪から保護する責任を負うという国際的な規範です。国家が自国民を保護できない場合、または保護することを怠った場合には、国際社会がその責任を共有するという考え方を示しています。

The Responsibility to Protect (R2P) is an international norm that aims to prevent genocide, war crimes, ethnic cleansing, and crimes against humanity. (「保護する責任」（R2P）とは、ジェノサイド、戦争犯罪、民族浄化、人道に対する罪を防ぐことを目的とした国際的な規範である。)

• Responsibility: 責任とは、何かをするか、または、誰かに責任を負わせる義務または状態である。
• to: 「～へ」「～に」など、方向・目的・対象などを示す前置詞。
• Protect: 保護するとは、誰かまたは何かを危険、危害、または損害から守ることである。
• (R2P): 「保護する責任」の略称。

The international community has a Responsibility to Protect its citizens from mass atrocities. (国際社会は、大量残虐行為から国民を保護する責任を負っている。)

• The: 特定のものを指し示す定冠詞。
• international: 国際的なとは、国家間または国家に属するものであることを意味する。
• community: コミュニティとは、共通の関心事、社会、またはそれらの集団を持つ人々を意味する。
• has: 持つ、所有するという動詞の三人称単数現在形。
• a: 単数名詞の前に置かれる不定冠詞。
• Responsibility: 責任とは、何かをするか、または、誰かに責任を負わせる義務または状態である。
• to: 「～へ」「～に」など、方向・目的・対象などを示す前置詞。
• Protect: 保護するとは、誰かまたは何かを危険、危害、または損害から守ることである。
• its: それの所有を表す形容詞。
• citizens: 市民とは、国または都市に住む人々である。
• from: 「～から」という起点を示す前置詞。
• mass: 大量の、集団の。
• atrocities: 残虐行為とは、非常に残酷で非人道的な行為である。

R2P is a framework for preventing and responding to mass atrocity crimes. (R2Pは、大量残虐犯罪を防止し、それに対応するための枠組みである。)

• R2P: 「保護する責任」の略称。
• is: 「～である」という意味のbe動詞の三人称単数現在形。
• a: 単数名詞の前に置かれる不定冠詞。
• framework: 枠組みとは、計画やアイデアの構造または基盤である。
• for: 「～のために」など、目的や理由を示す前置詞。
• preventing: 防止すること、予防すること。
• and: 「そして」という意味の接続詞。
• responding: 応答すること、対応すること。
• to: 「～へ」「～に」など、方向・目的・対象などを示す前置詞。
• mass: 大量の、集団の。
• atrocity: 残虐行為とは、非常に残酷で非人道的な行為である。
• crimes: 犯罪とは、法律で禁じられている行為である。

関連

• sovereignty
• human rights
• genocide
• intervention