List Comprehensions

/ˈlɪst ˌkɒmprɪˌhɛnʃənz/ リストコンプリヘンションズ

1. リスト内包表記 (List Comprehension) は、Pythonなどのプログラミング言語で、既存のリストやイテラブルから新しいリストを効率的に作成するための簡潔な構文です。

プログラミングにおいて、特定の条件を満たす要素を持つ新しいリストを、既存のリストや反復可能なオブジェクトから生成する際に用いられる簡潔な記述方法です。これにより、ループと条件分岐を組み合わせた処理を一行で表現でき、コードの可読性と効率が向上します。

squares = [x**2 for x in range(10)] (0から9までの数値の二乗を含むリストを作成します。)

• squares: 「squares」という名前の変数に結果を代入します。
• =: 代入演算子です。
• [x**2 for x in range(10)]: リスト内包表記全体です。0から9までの各数値 `x` に対して `x` の二乗を計算し、その結果で新しいリストを作成します。

evens = [x for x in range(20) if x % 2 == 0] (0から19までの偶数を含むリストを作成します。)

• evens: 「evens」という名前の変数に結果を代入します。
• =: 代入演算子です。
• [x for x in range(20) if x % 2 == 0]: リスト内包表記全体です。0から19までの各数値 `x` に対して、`x` が偶数であればその `x` を含んだ新しいリストを作成します。

flattened = [num for row in [[1, 2, 3], [4, 5, 6]] for num in row] (ネストされたリストを平坦化します。)

• flattened: 「flattened」という名前の変数に結果を代入します。
• =: 代入演算子です。
• [num for row in [[1, 2, 3], [4, 5, 6]] for num in row]: 複数レベルのループを含むリスト内包表記全体です。`[[1, 2, 3], [4, 5, 6]]` の各 `row` から、さらに各 `row` の中の各 `num` を取り出して、新しい単一のリストを作成します。

関連

• generator expressions
• set comprehensions
• dictionary comprehensions
• map
• filter
• lambda functions
• functional programming