Ego

Ego

ˈiːɡəʊ イーゴー

1. フロイトの精神分析学における、超自我とエス(イド)の間を調整し、現実と自己同一性を認識する精神の一部。

心理学、特にフロイトの理論における精神の構造の一部として、イド(本能的な欲求)と超自我(道徳的な規範)の間でバランスを取り、現実との折り合いをつける機能を持つ「自我」を指すときに使われます。
According to Freud, the ego mediates between the id and superego. (フロイトによると、自我はエスと超自我の間を調整する。)

2. 個人の自尊心、自己重要感、または自己意識。

日常会話で使われる場合の「ego」は、その人の自己肯定感、自信、あるいは自分をどれだけ重要だと思っているか、という「自己重要感」や「うぬぼれ」といったニュアンスで使われることが多いです。特に「big ego」のように使われると、自己中心的であったり、自分の能力や重要性を過大評価している状態を指す否定的な意味合いを含むこともあります。
He has a big ego. (彼は自己顕示欲が強い(うぬぼれが強い)。)