1.
機知。とんち。気の利いた言葉や考え。
難しい状況や会話の中で、素早く、面白く、賢い反応をする能力や、その反応自体を指します。頭の回転の速さや言葉の鋭さを伴います。
He
replied
with
his
usual
wit.
(彼はいつもの機知をもって答えた。)
He
「彼」という男性を指します。
replied
「答えた」という過去の行動を表します。
with
「~とともに」「~を使って」という意味を表します。
his usual wit
「彼のいつもの機知」を指します。
He
is
known
for
his
sharp
wit.
(彼は鋭い機知で知られている。)
He
「彼」という男性を指します。
is
「~である」という状態を表します。
known
「知られている」という意味で、be動詞と合わせて受動態を作ります。
for
「~のことで」という理由や対象を表します。
his sharp wit
「彼の鋭い機知」を指します。
She
responded
with
great
wit.
(彼女は素晴らしい機知をもって応じた。)
She
「彼女」という女性を指します。
responded
「応答した」「返事をした」という過去の行動を表します。
with
「~とともに」「~を使って」という意味を表します。
great wit
「素晴らしい機知」を指します。
2.
知力。分別。理解力や判断力。(複数形witsで使われることが多い)
一般的な知性や理解力、物事を判断する能力を指す場合もあります。特に複数形(wits)で使われることが多いです。
Use
your
wits
to
solve
the
problem.
(その問題を解決するために知力を用いなさい。)
Use
「使う」という行為を表します。
your wits
「あなたの知力」「あなたの分別」を指します。複数形で使われることが多いです。
to solve
「~を解決するために」という目的を表します。
the problem
「その問題」という特定の事柄を指します。
He
was
at
his
wits'
end.
(彼は途方に暮れていた。)
He
「彼」という男性を指します。
was
「~であった」という過去の状態を表します。(be動詞の過去形)
at
「~で」という場所や状態を表します。
his wits'
「彼の分別」「彼の思考力」を指します。(所有格)
end
「終わり」「限界」を指します。at one's wits' end で「途方に暮れて」という慣用句になります。
Keep
your
wits
about
you.
(気をしっかり持ちなさい。)
Keep
「保つ」「維持する」という行為を表します。
your wits
「あなたの知力」「あなたの冷静さ」を指します。複数形で使われます。
about you
「自分の周りに」「冷静に」「気をしっかり持って」という意味を表します。
3.
気の利いた人。知的な人。
知性や機知に富んだ人物そのものを指すこともあります。
She's
a
woman
of
great
wit.
(彼女は非常に知的な女性だ。(直訳:彼女は素晴らしい機知のある女性だ))
She's
"She is" の短縮形で、「彼女は~である」という意味を表します。
a woman
「一人の女性」を指します。
of
ここでは「~を持つ」「~のある」という意味で、直前の名詞を修飾する句を導きます。
great wit
「偉大な知力」「素晴らしい機知」を指します。この句全体で前のwomanを修飾しています。
He
was
a
famous
wit
in
his
time.
(彼は当時有名な知識人だった。)
He
「彼」という男性を指します。
was
「~であった」という過去の状態を表します。(be動詞の過去形)
a famous
「有名な」という形容詞です。
wit
ここでは「知的な人」「機知に富んだ人」という名詞として使われています。
in his time
「彼の時代に」「当時」という意味を表します。
The
party
was
full
of
wits.
(パーティーは機知に富んだ人々でいっぱいだった。)
The
特定のものを指す定冠詞です。
party
「パーティー」「集まり」を指します。
was
「~であった」という過去の状態を表します。(be動詞の過去形)
full
「~でいっぱいの」という形容詞です。
of
「~で」という意味で、full of ~で「~でいっぱい」を表します。
wits
ここでは「知的な人々」「面白い人々」という複数名詞として使われています。