statistical physics

/ˌstætɪˈstɪkəl ˈfɪzɪks/ スタティスティカル フィジクス

1. 多数の粒子からなる系の巨視的性質を統計的手法を用いて研究する物理学の一分野。

原子や分子といった非常に多くのミクロな粒子が集まってできている物質が、全体としてどのような性質(温度、圧力、相転移など)を示すのかを、個々の粒子の動きを追うのではなく、統計的な平均や確率論を駆使して理解しようとする物理学の分野です。例えば、気体全体の圧力は個々の分子が壁に衝突する力の統計的平均として説明されます。
Statistical physics provides a powerful framework for understanding systems with many degrees of freedom. (統計物理学は、多数の自由度を持つシステムを理解するための強力な枠組みを提供します。)
関連
Classical Mechanics
Ensemble (physics)
Boltzmann distribution