coda (linguistics)

/ˈkoʊdə/ コーダ

1. 音節において、中心の核(母音)の後に続く子音群。

音節を構成する要素のうち、中心となる母音(核)の後ろに位置する子音の集まりを指します。例えば、英語の「cat」(/kæt/)という音節では、/t/の音がコーダに当たります。
In the word 'cat' /kæt/, the sound /t/ forms the coda. (「cat」/kæt/という単語では、/t/の音がコーダを形成します。)

2. 音節の重さや音韻規則に影響を与える子音群。

コーダは音節の「重さ」を決定する上で重要な役割を果たします。例えば、コーダを持つ音節は「重い音節」と見なされ、特定の言語のアクセントやリズムに影響を与えることがあります。また、言語によっては、特定のコーダしか許されないなど、音韻規則によって制約を受けることがあります。
Japanese syllables rarely have a coda other than /n/ or the first part of a geminate consonant. (日本語の音節は、/ン/または促音の一部を除いてコーダを持つことが稀です。)