priority queue

[praɪˈɔrəti kjuː] プライオリティ キュー

1. データ構造の一種で、要素が追加された順序ではなく、各要素に割り当てられた優先度に基づいて取り出されるもの。

各要素に優先度という属性が与えられており、最も優先度の高い要素から順に取り出すことができるデータ構造です。オペレーティングシステムでのタスクスケジューリングや、アルゴリズムの実装(例:ダイクストラ法)など、コンピュータサイエンスの様々な分野で利用されます。
We used a priority queue to manage tasks by urgency. (緊急度でタスクを管理するために、優先度キューを使いました。)

2. アルゴリズムやデータ構造の文脈で、要素の処理順序が単なる追加順ではなく、定められた優先度によって決定される待ち行列のこと。

一般的なキュー(FIFO - First-In, First-Out)とは異なり、要素の順序は挿入順ではなく、各要素に関連付けられた優先度によって決まります。高い優先度を持つ要素は、たとえ後から挿入されたとしても、低い優先度の要素より先に処理されます。
Implementing Dijkstra's algorithm efficiently requires a priority queue. (ダイクストラ法を効率的に実装するには、優先度キューが必要です。)