1.
不特定の人や物を指す代名詞。具体的な対象を特定せず、漠然とした概念や一般的な存在を表します。
不定代名詞は、具体的な人や物ではなく、漠然とした概念や一般的な存在を指すときに使われます。例えば、「誰か」「何か」「全て」「誰も」などがこれにあたります。その対象が特定されないため、文脈によって様々な解釈が可能になります。
Someone
is
at
the
door.
(誰かがドアのところにいる。)
Someone
「誰か」という不特定の人を指します。
is
「~である」「存在する」という意味の動詞です。
at the door
「ドアのところに」という場所を示します。
I
saw
nothing.
(私は何も見なかった。)
I
「私」という人を指します。
saw
「see(見る)」の過去形です。
nothing
「何も~ない」という否定的な意味を持つ不定代名詞です。
Everybody
loves
sunshine.
(みんなが日光を愛している。)
Everybody
「みんな」「全員」という不特定の人々を指します。
loves
「love(愛する)」の三人称単数現在形です。
sunshine
「日光」を指します。
2.
文法において、人や物を指すものの、その対象が不明確または不特定である代名詞の総称です。
不定代名詞には、`all`, `another`, `any`, `anybody`, `anyone`, `anything`, `both`, `each`, `either`, `everybody`, `everyone`, `everything`, `few`, `many`, `more`, `most`, `much`, `neither`, `no one`, `nobody`, `none`, `one`, `other`, `several`, `some`, `somebody`, `someone`, `something` などがあります。これらは単数形、複数形、またはその両方として機能し、文中で主語、目的語、補語などになります。
Few
came
to
the
party.
(パーティーに来た人はほとんどいなかった。)
Few
「ほとんど~ない」という意味の不定代名詞です。
came
「come(来る)」の過去形です。
to the party
「パーティーに」という場所と目的を示します。
Do
you
need
anything?
(何か必要なものはありますか?)
Do
助動詞として疑問文を形成します。
you need
「~が必要ですか」と尋ねています。
anything
「何か」という不特定の物を指す不定代名詞です。
Many
believe
in
fate.
(多くの人が運命を信じている。)
Many
「多くの人(物)」という不特定の多数を指す不定代名詞です。
believe
「信じる」という意味の動詞です。
in fate
「運命を」信じる対象を示します。