1.
～でない
am not, is not, are not の代わりに使われます。非標準的でインフォーマルな表現ですが、非常に広く使われています。
I
ain't
going.
(私は行きません。)
I
「私」という人を指します。
ain't
am not, is not, are not の非標準的な短縮形です。「～でない」という否定を表します。
going
「行くこと」という動詞の現在分詞形です。be going (to) で未来や現在の進行を表します。
He
ain't
here.
(彼はここにいません。)
He
「彼」という男性を指します。
ain't
is not の非標準的な短縮形です。「～でない」という否定を表します。
here
「ここに」という場所を示します。
We
ain't
ready.
(私たちは準備ができていません。)
We
「私たち」という複数の人を指します。
ain't
are not の非標準的な短縮形です。「～でない」という否定を表します。
ready
「準備ができた」という状態を表します。
2.
～を持っていない、～していない
has not, have not の代わりに使われます。非標準的でインフォーマルな表現ですが、広く使われています。
I
ain't
got
no
money.
(私は全くお金を持っていません。)
I
「私」という人を指します。
ain't got
have not got / has not got の非標準的な表現です。「～を持っていない」という所有の否定や完了の否定を表します。
no money
「全くお金がない」という意味です。no は「ない」を強調する否定です。
She
ain't
finished
yet.
(彼女はまだ終わっていません。)
She
「彼女」という女性を指します。
ain't finished
has not finished / have not finished の非標準的な表現です。「～し終えていない」という完了の否定を表します。finished は finish の過去分詞形です。
yet
「まだ」という意味です。完了形の否定文でよく使われます。
You
ain't
seen
nothing.
(あなたは何も見ていません。)
You
「あなた」という人を指します。
ain't seen
have not seen の非標準的な表現です。「～を見ていない」という完了の否定を表します。seen は see の過去分詞形です。
nothing
「何も～ない」という意味です。ain't と together で二重否定となり、「何かを見た」という意味合いになることもありますが、ここでは否定を強調しています。