Harvard architecture

[ˈhɑːrvərd ˈɑːrkɪtɛktʃər] ハーバード アーキテクチャ

1. コンピュータの設計思想の一つで、プログラムの命令とデータをそれぞれ異なるメモリ空間に置き、独立したバスでアクセスする方式。

プログラムの命令とデータが別々の経路(バス)と記憶領域(メモリ)を持つため、それぞれに同時にアクセスできる点が最大の特徴です。これにより、処理速度が向上し、特に組み込みシステムやデジタル信号処理(DSP)などで広く採用されています。対照的な概念はフォンノイマンアーキテクチャです。
The Harvard architecture enhances performance by allowing simultaneous instruction and data fetches. (ハーバードアーキテクチャは、命令とデータの同時読み出しを可能にすることで性能を向上させます。)