1.
ある時点までに完了した動作や、その結果として生じる現在の状態、または過去に始まり現在まで続いている動作を表す文法的なアスペクト。
ある時点までに完了した動作や、その結果として生じる現在の状態、または過去に始まり現在まで続いている動作を表す際に用いられる動詞の形です。英語では主に助動詞「have」と動詞の過去分詞を組み合わせて表現されます。
I
have
finished
my
homework.
(私は宿題を終えました。)
I
「私」を指します。
have finished
「~を終えた」という完了した動作を表し、その結果が今に影響していることを示します。
my homework
「私の宿題」を指します。
She
has
lived
in
Paris
since
2010.
(彼女は2010年からパリに住んでいます。)
She
「彼女」を指します。
has lived
「~に住んでいる」という、過去に始まり現在まで続いている状態を表します。
in Paris
「パリに」という場所を示します。
since 2010
「2010年から」という、動作の開始時点を示します。
They
had
already
left
when
I
arrived.
(私が到着した時には、彼らはすでに出発していました。)
They
「彼ら」を指します。
had already left
「すでに~去っていた」という、過去のある時点よりも前に完了した動作を表します。
when I arrived
「私が到着した時」という、過去の基準となる時点を示します。
2.
英語において、補助動詞「have」(または「had」「will have」など)と動詞の過去分詞を組み合わせて作られる動詞の形式。
英語の完了形(Perfect Aspect)は、補助動詞「have」(時制に応じて「had」や「will have」)と、主要動詞の過去分詞を組み合わせて構成されます。これにより、動作の完了、経験、継続、結果など、様々なニュアンスを表現することができます。
Have
you
ever
visited
Japan?
(あなたはこれまでに日本を訪れたことがありますか?)
Have
完了形を作る助動詞です。疑問文の頭に来ます。
you
「あなた」を指します。
ever
「これまでに」という意味で、経験を強調します。
visited
「~を訪れた」という動詞の過去分詞形です。
Japan
「日本」を指します。
He
will
have
completed
his
degree
by
next
year.
(彼は来年までに学位を取得しているだろう。)
He
「彼」を指します。
will have completed
「~を完了するだろう」という、未来のある時点までに動作が完了することを表します。
his degree
「彼の学位」を指します。
by next year
「来年までに」という、未来の完了期限を示します。
We
have
just
finished
dinner.
(私たちはちょうど夕食を終えたところです。)
We
「私たち」を指します。
have just finished
「ちょうど~を終えたところだ」という、ごく最近完了した動作を表します。
dinner
「夕食」を指します。